#710 カレンダーが暴く一日の限界

最近またタスク管理について悩んでいる。もう一生タスク管理について悩んでいるような気がするが、おそらくまあそんなもんなんだろう。定型的な業務をずっとやれているわけではないからな。どうしてもやることが変わっていったり、プロジェクトごとに立ち位置が変わっていったりするというか、まぁやるべき粒度が変わっていったりするから、なかなか一筋縄では行かない。
それに、一つのプロジェクトに集中して今はそのことだけをやる、ってこともなかなか難しいがゆえに、スケジュール管理は複雑になる。そうは言っても徐々に学んでいることはあり、学びながら変化しながら、その都度その都度最適なものを求めていって、そしてまたはまらなくなれば新しい形を模索するというのは、ある意味仕方がないし正解でもあるんだろう。逆に言えば、ずっと同じタスク管理がはまっているとしたら、それはうまく変化ができていないのかもしれない。
しかし、あらゆるタスク管理、あらゆる状態のタスク管理みたいなものを統合的に扱うことができる方法というものも、もちろん存在はするのかもしれないし、そういうふうにうまくやれている人もいるのかもしれない。私も何というか、もちろん独学だけでやろうとしていたわけではなくて、様々なタスク管理に関する本を読んで学んだこともあるし、様々なウェブサイトを調べたこともあるし、何かのソフトのやり方というものにまずは素直に従って、ベストプラクティスに従ってみる。そしてそれから自分のやり方、自分なりの工夫みたいなものも模索するってことは何度も繰り返してきている。
新しいやり方、新しいソフトなどに出会ったら、そのやり方にまず素直に従ってみる。自分が今まで気づいていない方法、まだやったことがない方法、優れた方法というものがきっとあるだろうし、初めから自分の工夫みたいなものを入れてしまうと、それは自分が今までやってこなかった新しい方法を学ぶことの妨げになってしまう。それに、何かの方法を取り入れて始めはうまくいかなかったとしても、そこから学ぶことはあるような気がしていて、まあなんか抽象的な話ばっかりしてしまっていて面白くないんだが――。
とりあえず、一日にできることは自分が思っているよりずっと少ないということ。自分という人間ができることは思っているより少ない。それは人によってもちろん違うだろうけれども、少なくとも自分の場合は自分が思っているより優れた人間ではない。優れた仕組みを整えれば、優れた人間でなくても一定以上のパフォーマンスを出すことができるのではないかと思っていたけれども、もちろんそれは事実というかそう思って今でも持っているけれども、それにしても思っているよりも自分が持っているよりもたくさんのタスクを詰め込んでもうまくいかないということに、今頃やっと気づいた。
例えばプログラムなんかだと、やらなくちゃいけない実装タスクをたくさん書き出してどんどんこなしていくと、とても楽しい瞬間というものはあるし、それは想像以上に早く進む、うまく進むこともある。だけど詰まってしまうと全然進まないということもあるし、そして多くの場合はもう少し広いタスクになると全然うまく進まない。例えば10個プロジェクトがあって10個タスクがあったりすると、実装のタスクが10個ある場合より全然うまく進まない。
そうすると、例えばToDoリストのようなものがあってそれをこなしていくということよりも、そもそも時間に対してどのくらい自分ができるのか、もしくはできないのかということを把握しなくてはいけない。全体のタスクの数というものは、もはや自分の一日の時間では実は不可能なレベルに知らないうちになってしまうことも多くて、だから自分の限界みたいなものを早く知ってスケジュールを組み直したりとか翌日に回したりとかしなくてはいけない。そして想像以上に、自分が思っている以上に、自分がリストアップしたタスクというものを一日にやれる数というのは少なくて、その想像というものはもちろん自分が自分に対して「このぐらいできるだろう」という見積もりということだから、それは見積もりが高すぎるということで、見積もりが間違っているってことなんだけれども、とにかく想像以上に自分というものは自分のタスクができない。
そういった気づきを得るために、とにかくカレンダーに時間を押さえてどんどん入れてしまうようにしている。そうするとびっくりするぐらい一週間でできることは少ないんだけれども、実際そういうもんなんじゃないかなと思う――ということを学ぶために、まずこの方法をやってみている。
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