書く実験の記録

#752 ちょうどいい長さ

自分にとって、それぞれ「ちょうどいい大きさの仕事」があるのではないかと思う。
この「仕事」というものは「プロジェクト」と置き換えてもいいし、もっと広く「様々な営み」と考えてもいい。けれども、今回は一旦、自分の場合は「仕事」もしくは「プロジェクト」という意味合いが強いので、その前提で考えてみることにする。

例えばだが、毎日ツイートするという仕事があるとしよう。
まあ何でもいいのだが、とりあえず「誰かに頼まれてツイートをする」という仕事を考えてみる。もしそれが自分で立ち上げたビジネスであれば、そのプロジェクトは大きな長期的プロジェクトになるだろう。しかし、雇われとして、あるいはギグワーカー的に単発でやっているとすれば、その依頼を完了させるのは非常に短い時間で終わる。

一方で、例えば10年かかるような巨大なプロジェクトもあるだろう。
1日に何個もできる仕事やプロジェクトと、10年かかってようやく完成するプロジェクトは両極端だが、多くの場合、多くの人はその中間にあるボリュームや期間の仕事・プロジェクトをやっている。実際、私もそうだ。

ただし、私自身の場合は、10年かかるプロジェクトに取り組んだことはない。結果的に10年続いているものはあるが、それはおそらく「プロジェクト」ではない。プロジェクトマネジメントにおける「プロジェクトの定義」を昔学んだ記憶があるが、思い出すと「ユニークであること」「終わりがあること」、そして確か「スコープが明確であること」だった気がする。

この「スコープが明確」というのを言い換えると「ゴールが設定されていること」だろう。
先ほど述べたように、結果的に10年続いているものは、当初はプロジェクトだったかもしれないが、プロジェクトマネジメントの文脈では、期間がなくなった時点で「プロジェクトではなくなっている」と言える。もちろん、それを見直す必要がある、という話もあるだろう。だが今回は、一旦それを脇に置く。結果的に長く続けられるものになったのであれば、それはそれで悪くない場合もある。しかも今回は「仕事ではない話」だから、ここでは棚上げしておく。

とにかく、プロジェクトにはいろいろな長さがある。
10年間続けるもの、2〜3年間取り組むもの、半年や2〜3か月で終えるものなど。業界やその人の働き方、関わる仕事の種類によって、その長さは変わるだろう。

ある人にとっては10年かかる仕事は長すぎるし、また別の人にとっては2〜3年の仕事でも長すぎる。そういった「心地よさ」や「向き不向き」も存在する。

私自身にとって「10年後」というものは想像がつかない。しかし、建築のプロジェクトなどでは10年かかるものも珍しくはない。ここで重要なのは、それを自分がやるかどうかに関係なく、「プロジェクト」として先を長く見ることができるかどうかという視点だ。自分が当事者でなくても、長期的なプロジェクトを考えることはできる。もしかしたら、そのような考え方もまた一つの見方なのかもしれない、などと思ったりした。

2025-10-01

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