書く実験の記録

#775 付け足す前に、一度ためしてみる

入力していた文章がちょっとミスで消えてしまって、これは2度目の入力だ。そういった時、1回目よりうまくできているのかいないのか、多くの場合多少整理されて情緒差がなくなったりするけれども、それが必ずしも教育効果をもたらすかと言うと、意外に1回目の上調査であるとか曲折であるとか、そういった整理されて抜け落ちてしまうものが残っている状態の方が良かったりする。

少し違う話だけれども、さっき書いていたものは何かと言うと、例えば何かを作ろうとしていて、丸を3個並べるというアイデアがあるとする。まぁ実際にはそんなシンプルなことというのはなかなかないんだけれども、非常に簡略化してそのようなアイデアがあるとしてみよう。

しかし悪くはない。基本的には悪くはないんだけれども、しかし何か物足りないのではないかということを思う。並べるだけだとシンプルすぎるというか、ミニマルすぎるというか、もっと数がいるのではないか。もっと装飾やアイデアがいるのではないかということを思う。

それでいろいろと頭の中で考えたり調べたりして、もっと良いアイデアがないか――いや、それは全然違うアイデアというよりは、丸を3つ並べながらその周りに角を付け足すようなアイデアを求めていく。そしてそれに時間を使ってしまう。

しかし実際に試してみると、意外に最初の丸を3つ置くというアイデアはそれほど悪くはないことがわかる。そして実際に試しながら調整をして少し違う形になったとしても、頭の中で考えていた時よりも確実に解像度が高いし、特に物理的なものだと物理的な制約みたいなものをシミュレーションスキルで再現するというのは、もちろん構成度のシミュレーションをすればできることではある。まぁものによってはできることではあるんだけれども、それは精度を高めようとすると多くの時間を使ってしまったりするので、実際に試してみた方が良いということは多い。

しかもどうしたって物理を再現できないということはやっぱりある。つまり何を言いたいかというと、頭の中で考えているだけだと物足りないように思えたアイデアであっても、実際に試してみるとそれが大丈夫であるということも多い。だから、最初にシンプルなミニマルなアイデアを思いついたら、いろいろ不安になったり物足りなく思ったりして付け足したりすること、頭の中で時間を使う前に、一回試しに作ってみると良いのではないか。

一回試しに作ってみると良いのだということを、まさに実感する機会があった。とりあえず試しに作ってみることは大事だ。しかし、まぁなんだろう。実際にはさっきも言ったようにシミュレーションしなきゃいけないというか、実物を作れないことも多いし、まぁそれで頑張ってコンピュータグラフィックを作ったりするんだけれども、物理的なものはやっぱり物理的に作りたいよね。そういう意味で言うと、建築許可や建築の模型を作ったりするし、展示でも模型を作ったりするわけだけれども。

2025-10-30

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