#552 小技が消えたその先

昨日ChatGPT使ってますかみたいな雑談を振られてそこから色々話した。結論は特にない。しかしいかに不確実性が高いかということに結局のところ尽きたようにも思う。どういうことだろうか。
いくつかの話題があったが、例えば一つは、ChatGPTの使いこなしについて。自分に話題を振ってきた人は仕事柄あまり使っていないとのことで、そもそもそれほど必要としてもいないという前提を踏まえつつではあるが、自分が使ってもあまり有効な回答が得られなかったのできっと自分の使い方が良くないのだよね、という話。
では使いこなし、といっても狭い意味での使いこなしである、要はプロンプトの書き方でどのくらいの差がつくのか。もちろん現時点では質・量共にどちらを求める場合でも差はつくだろう。
もう少し具体的に考えてみる。例えば何か一つのことについて出力させたい。その一つのことというのは、ものすごく大雑把にいうと、すごく察しがいいというか、例えば相手がすごく賢い人間であればシンプルな質問で済むようなこと。
そういう場合も、今は良い出力を得るために、こういうふうな文言をプロンプトに入れたらいいよ、など、色々な小技がある。フォーマットもXMLふうに区切ったほうが良いよとか、そういうのも小技の範囲だと私は考えている。
こういう使いこなしの差というのは、いずれなくなっていくと考えている。つまり質問される側が優秀な人間だともしするならば、一回のシンプルな質問で素晴らしい回答を返しうるようなことは、AIの性能が向上するにつれて、今の小技みたいなものは不要になっていくと考える。現に今も数年前から考えたら圧倒的にそうなっている。
もう一つが、もし相手が優秀な人間だとしても、より複雑で多数の指示をしないと目的のものが作れないような、そういう場合。これはまた今度考えてみる。
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