#597 作るための知識 / AIと作ることの関係

AIはすごいぞ。驚いたぞ。というようなことを今更書くつもりはないのだが、改めて最近考えたことについて。何かを作る時には、当然作り方というものもある。そして作ることをチームでやる場合はどうしたってディレクションというものが発生する。
ディレクションと英語にしてしまっていると抽象的だしそして色々な要素が含まれていると思うがまずは監督的な業務か。現場監督的な?他にも色々あるだろうけど。
まあとにかく、何かのシステムを作ろうとして、その作り方がわからない。じゃあ作り方を知っている人に聞こう。またはその作り方を知っている人に作ってもらおう。ということになる。
それがインターネットの普及でさまざまな知識にアクセスできるようになり何かを作る方法はある程度詳らかになった。でもそれでもまだその知識を使いこなすには色々な難しさがある。
大体一つだけ調べて情報を得たらそれが正しいということにはならないし、もちろん正しいこともあるけど、何より複数の事柄を組み合わせなくてはいけないことが大体だ。
もちろんネット上にないような新しいこと、またはニッチなこと、または公開されていないようなこと、はインターネット普及以前と同様に別の方法で作り方に辿り着く必要があるのだが、それはまた別の事柄として一旦横に置いておく。
インターネットにあるような情報でも特に課題なのは、それが現在でも通用する方法なのかどうかと、複数の方法を組み合わせる部分だ。やりたいことの実現には大体、調べて出てきた一つの情報だけでは到達しない。複数の情報を組み合わせる必要があることが多い。
まず求める情報が何かということを明確にすること。求める情報を探し出すこと。求める情報の複数を組み合わせること。これらはインターネットが普及しても人間の仕事だった。そして能力の差が出るところだったし、専門性でもあったように思う。
ところがだ、少なくとも2025年時点のChatGPTなどに何かの作り方を聞くと、そういった、公開情報の組み合わせでなんとかなるようなものというのは、結構な確率で回答をしてくれる。
もちろんハルシネーションの問題があるので、これが100%正しいわけではないという前提で向き合う必要がある。しかし人間がネットで検索して出てきた情報もまた100%正しいというわけではない。この二つが同じ精度だ、同じことだ、というつもりはないが、いずれにしても、調べて大体わかったので、まあとりあえず結局やってみないと、試してみないとわからないよね、ということについては同じだと思う。
やり方がわかったつもりでも、多くの場合、実際にやってみるとまだわからないことが出てきたり、そのやり方ではうまくいかないことが出てきたり、何かしらの挑戦があったりする。
続く。
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