書く実験の記録

#638 マップアプリを分解する

何かを決めないといけない。判断しないといけない。選ばないといけない。でも迷っている。そういうことはある。出かける時には今はスマートフォンのマップアプリがあるからそういうことにはあまりならなくなったけど。

マップアプリがあると迷わないのはなんでだろう。当たり前のことだけれども考えてみる。まずマップアプリを開く。マップアプリを使おうという判断がなければマップアプリは使われないのでこれは単純だが重要な点だ。

現在地を更新する。まあ基本的に自動で更新されるのだが、自動か手動かはさておき、現在地を更新しなくてはいけない。正しい現在地にしなくてはならない。

次に目的地を検索する。目的地の名前がわかっていることもあるし、住所がわかっていることもあるし、もう少し漠然としていることもある。

次に現在地から目的地までの経路を検索する。ここは自動で、経路探索アルゴリズムによって最適な経路が提案される。徒歩、電車、バスなどの交通機関の組み合わせ。もしくは徒歩だけ。もしくは車。いくつかの選択肢を提示してくれる。

それをみて、徒歩で行ける範囲だから徒歩にしようとか、公共交通機関にしようとか、この距離と時間ならタクシーで移動してしまおうとか、もしくはレンタカー借りて移動した方がいいなとか、考える。選ぶことができる。

重要な点を忘れていたが、どのくらいの時間がかかるのかもある。行きたい時間がある場合には、もしくは移動した後に何か予定を入れたい場合には、目的地への移動にどのくらいの時間がかかって、そして何時に到着できるかは大事だ。

徒歩で30分はちょっと遠いし、それが交通機関に乗れば10分になるなら交通機関に乗るだろう。でも交通機関の選択肢にすると移動開始が25分後になるなら、歩いた方が早い。そしてそれらのことを鑑みるとタクシーの方が良いよね、という選択もあるだろう。

地図アプリというのはさまざまなアップデートはあれど基本的にはずっともう大きな根本的な変化はないので、これがある程度の正解というか、完成形なんだろう。もちろんいつか根本的に違う、破壊的な新しい概念、新しいより良い、目的への辿り着き方を示してくれる何かが生まれるかもしれないが。

さらに言えば、目的は、目的地に辿り着くことなので、自動運転が普及してタクシーの単価が極端に下がったりすれば、もう基本的には「どう行くか」に悩むことはなくて、単に目的を示せば良いだけになるのかもしれない。

2025-03-24

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