#687 センシティブである

この文章を書く前に別の文章を1本書いていたんだけれども、ややセンシティブな話題だったのでチャットGPTに試しに炎上リスクについて聞いてみたところ、中程度の炎上リスクがあると言われた。迷ったが公開しないことにした。
チャットGPTが言うことが必ずしも正しいと思っているわけではないけれども、別のよりリスクが低いと自分でも思っている別の日の文章を同じプロンプトで入力したところ、やはりイメージ通りそれよりは低い、「これは相当炎上リスクは低いですよ」と言われたので、まあやはりそうだよねという感じである。
当たり障りのない文章というものはつまらない。しかしもちろん炎上したいわけではない。炎上すると精神は削れるし疲れるし、そういう意図がなかったりとかもちろんその批判が的を射ていないとしても炎上はしてしまうのだから怖いものだ。
具体的に言うと、今ちょうど人口子宮が存在する未来というものがテーマの展示をやっているということを聞いて、しかしまだ展示は見ていないしステートメントも読んでいないのだけれども、「そういえば何年か前にその話を誰かとしたな」と思っていてメッセンジャーを検索したところ、2〜3年前に親しい友人とそのキーワードについて会話をしていた。やはりセンシティブなキーワードだから、なかなか建設的だと思われるような議論であっても難しいよねというような話をしている。
何かを知ってしまうと知ってしまう前の自分にはもう戻れなくなってしまうから、それを知ってしまう前に何かの文章や考えを残しておくというのは大事なことだなと、最近特に思っている。そのためには、その時点で何を考えていたのかというスナップショットとして文章を残しておくのが一番だ。それはその後変わってしまうかもしれないという前提だからこそ、その時点でスナップショットが残っていることが面白いし有用なのである。
もちろん間違っている時もある。でも「この時点では間違っていたんだな」ということがわかることも、それはそれで公開するかどうかは別としてプライベートなものも含めてやはり意味があるし面白いなと思う。
そういう意味で、この時点で自分の考えを1回表明しておこうか、残しておこうか、パブリックなところにタイムスタンプ付きで起こしておこうかと思ったんだけれども、キーワードがセンシティブなので「やめたほうがいいよ」とチャットGPTに言われてしまった。
もっといろいろな問題を孕んでいると思っていて、たとえばセンシティブかどうかということをチャットGPTが判断して、そういう炎上のリスクがある投稿をすべて排除した平和な世界というものを作ろうとするとしよう。5%以上の炎上リスクでは投稿できないというSNSがあったとしよう。まあ理想的には0にしたいんだけれども、あらゆる誤読の可能性がある以上0%というものはありえない。
「今日はいい天気ですね」という言葉にすら、もちろん不快感を感じてしまう人というものはいるだろうし、自分も何かのときに何かの状態である時にそういう気持ちになってしまうかもしれない。
それにそもそもセンシティブであるというのはそれは存在してはいけないわけではないし議論してはいけないわけではない。議論の仕方に気をつけなくちゃいけないということだし、からこそ議論をすべき話題であると言ってもいい。
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